顔合わせと結納って両方しないとだめ?|プロポーズ・結婚準備に役立つ情報集
顔合わせと結納は両方しないとだめ?
答えからいうと、両家の相談のうえでどちらかだけでOKが出たのなら《結納》は省略しても大丈夫です。ですが、二人だけで決めてしまうのは避けましょう。あなたと彼が「結納は省略したい」と考えていても、儀式を重視する親からは「非常識」とみえる場合もあります。双方の親の意見に耳を傾けていきましょう。
【今どきpoint】顔合わせも結納も略式で行う傾向
顔合わせも結納も、両家の両親とふたりの計6人で行うケースが最も多い。結納は、形式よりも気持ちを重視する人が多く、仲人を立てないスタイルが一般的です。
顔合わせ食事会(婚約食事会)の準備
当日の流れを知る前に、まずは事前の準備をチェックしましょう。基本的にふたりが主体となって決めるが、地域ごとのしきたりや両家の意向があるので、ご自身の両親によく確認をしながら準備を進めましょう。すでに準備が済んでいる場合もヌケやモレがないか改めて確認をしていきましょう。
顔合わせ食事会の準備
1.日取りを決める
2.場所を決める
3.服装の格を両家でそろえる
4.進行内容を考える
5.費用の分担方法を決める
顔合わせの段取りはこちらをご覧ください↓↓↓
両家の顔合わせの段取りをご案内!
・一緒に室内へ入り、着席する
フロントなどで待ち合わせた上で案内に従って一緒に室内へ・・・
まずは会場のフロントなどで両家が合流した後、スタッフの案内で一緒に入室します。結納の場合は先に男性側が着席して待つのが礼儀ですが、顔合わせ食事会(婚約食事会)の際は先に入らないように気を付けましょう。個室に通された後はあらためてあいさつをし、手土産があればこのタイミングで交換します。
・はじまりの挨拶と家族の紹介しよう
進行役があいさつをし、その後、両家の家族紹介を・・・
最初のあいさつは参加者のうちの1人が代表して行います。事前に誰があいさつを行うかを決めておきましょう。その後、それぞれが自分の家族を紹介しますが、会の雰囲気によっては一人一人自己紹介の時間を取るの良いでしょう。
はじまりの挨拶の例文:
二人のうちのどちらかが挨拶する場合
『本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。このたび●●さんと婚約しましたので、ご報告を兼ねて食事会の場を設けることにいたしました。行き届かない点も多々あると思いますが、最後までよろしくお願いいたします。』
親が挨拶する場合
『本日は遠方からお越しいただき、誠にありがとうございます。このたびは●●と□□さんの婚約が無事に調いましたので、このような場を設けさせていただきました。これを機に、両家の親睦が深まれば幸いです。本日はどうぞよろしくお願いいたします。』
婚約記念品のお披露目と交換
特に進行の決まりがない顔合わせ食事会(婚約食事会)ですが、イベントを盛り込むと、儀式らしさ格段と増します。オススメは婚約記念品のお披露目や婚姻届へのサインなどが雰囲気が出て人気です。ほかにも両家での記念撮影など、その場が盛り上がるイベントを考えていきましょう。
・婚約記念品のお披露目
家族が見守る中でエンゲージリングをはめてもらうと場が盛り上がって一気に和気あいあいムードになること間違いな!お互いの婚約記念品を用意してお披露目するのもおすすめです。
・婚姻届の証人欄へのサイン
婚姻届の証人を親に依頼するなら、顔合わせ食事会の場でサインをもらうとグッと特別感のある演出になります。親に印鑑を持参してもらうのと、万が一書き損じがあった場合の予備の婚姻届を用意するのを忘れずに持っていきましょう。
食事・歓談
乾杯をしたら、いよいよ会食&歓談タイムのスタートです。実は、会話のきっかけとなりやすいのは料理。味はもちろん、食材や飾り付け、器など、料理を通してさまざまな方向に話を広げることができるので、できればメニュー表なども用意しておくことをオススメします。
「家族紹介パンフレット」を作って渡しておくのもいいアイデアです。例えばお互いの親が動物好きなら、パンフレットに載っているペットの写真を見て意気投合したり、「お宅の娘さんとうちの次女が同じ年」「親同士の故郷が一緒!」など、共通点を見つけて盛り上がったりすることも。ふたりの幼い頃の写真などもぜひ用意しておきましょう。
結びのあいさつ
締めのあいさつは、まず親の誰かにお願いをし、続いてふたりからも今日のお礼の言葉を伝えましょう 。また、お開きの後はすぐに会場を出られるよう、頃合いを見計らって支払いをしましょう。両家が折半するとあらかじめ決まっている場合も、状況を見ながら判断し、場合によっては立て替え払いをしておくとスマートです。
結びの挨拶例分:
二人の場合・・・
『本日は、皆さまのおかげで素晴らしい一日となりました。あらためてお礼を申し上げます。これから結婚式の準備が本格的に始まりますが、いろいろと相談しながら進めていきたいと思います。今後ともふたりのことを温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。』
親の場合・・・
『宴もたけなわではございますが、そろそろお開きの時間となりました。本日は皆さまのおかげで、滞りなく婚約食事会を済ませることができました。これからも末永くお付き合いいただけますよう、何とぞよろしくお願いいたしします。』
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