授かり婚の場合の入籍のタイミングや手続き|プロポーズ・結婚準備に役立つ情報集
授かり婚の場合の入籍のタイミングや手続き
最近では多くなってきている『授かり婚』。できちゃった婚とも言いますが、結婚のタイミングよりも前に妊娠が発覚して、そのタイミングで結婚を決める事を指します。
授かり婚の場合、すぐに婚姻届を出すべきか、結婚式を済ませてからにするか、または子供が生まれて落ち着いてから出すべきかなど、婚姻届を出すタイミングで悩みますね。
実は、授かり婚ではできる限り早めに婚姻届を出すのがベストです。
なんで婚姻届を早く出す方がいいの?
婚姻届は子供が生まれる前に出しておきましょう。理由として、以下のようなものが挙げられます。
⑴ 妊娠中は体調を崩しやすく、入院などの可能性もあるため
⑵ 母子手帳に書かれる名前が旧姓になってしまうため
⑶ 保険証の扶養手続きに時間がかかるため
⑷ 出産育児一時金など各種申請の際、新姓の方がスムーズなため
⑴ 妊娠中に体調が変化
妊娠中は思わぬ体調の変化が起こりやすくなります。つわりがひどくて動けなかったり、早産などで入院するケースもあります。「婚姻届の提出は思い出に残るものにしたい」とあれこれ計画しても、いざ出しに行くときに体調が悪くなり、実現しない可能性があるのです。妊娠早期に、体調の良いときを見計らってなるべく早めに婚姻届を出しておくと安心です。
⑵ 母子手帳の名前について
母子手帳は子供が6歳になるまで使い、その後も思い出や記念に残る大切なものです。子の母親の名前を書く欄では、修正に対応してくれない病院があったり、修正できても跡が残ったりするので、できれば母子手帳をもらう段階で新姓になっている方が良いでしょう。母子手帳は子供が大きくなってから目にする機会も多いので、修正跡などのない綺麗な状態にしておきたいですね。
⑶ 保険証の扶養手続き
妊娠中は定期健診や各種検査などを受けることになるため、保険証を頻繁に使います。結婚して夫の扶養に入る人は、申請から新しい保険証の発行までに時間がかかることもあるため注意が必要です。
⑷ 出産育児一時金等の申請
出産育児一時金など、出産・育児に関する支援制度は加入している保険によって申請先が変わります。申請後に加入保険が変わったり名義変更があったりすると、支給の遅れや手続きの複雑化の原因になることがあります。
主に上記の4つの理由から、「婚姻届」はなるべく早めに出した方が良いと言えるのです。もし妊娠が分かってからまだ提出していないという方がいたら、都合のつくタイミングで早めに提出しておくことをお勧めします。
婚姻届の出し方・手続き
授かり婚の場合でも、婚姻届は出産前の早めのタイミングで提出するに越したことをありません。それでは、実際に入籍の手続きはどのようにすれば良いのでしょうか。
準備するもの
本人確認書類
本人確認する書類です。氏名、顔写真、現住所などが記載されている公的な書類で期限があるものの場合、有効期限内のモノをご用意ください。
・書類1枚でOKなもの
運転免許所・マイナンバーカード・パスポート・国または地方公共団体の機関が発行した身分証明書・身体障害者手帳など
・いずれか2枚以上が必要なもの
国民健康保険や健康保険などの被保険者証・共済組合印象・国民年金手帳など
補足・・婚姻届は2021年9月より押印は任意になりました。希望者は朱肉を使用する印鑑を用意してください。
婚姻届の用紙
役所の戸籍を扱う部署や、ネットからも入手可能です。結婚情報誌ゼクシィなどの付録についているものでもOKです。
証人(2人)
結婚を認める成人であれば誰でもOKです。署名と押印が必要※1住所、本籍の記入も必要です。※2021年9月1日以降は押印は任意です。
お二人の戸籍謄本
戸籍簿の写し。本籍がある役所で管理され、戸籍に入っている全員の名前や続柄が記載されているものが必要です。本籍がある役所とは異なる役所に届け出す場合に準備する必要があります。
婚姻届の書き方はこちら↓↓↓
婚姻届の書き方|プロポーズ・結婚準備に役立つ情報集
授かり婚の場合はなるべく早く婚姻届を出そう!
授かり婚といえど、結婚するタイミングは二人で決めることです。ですが、子供が産まれいろいろとお金がかかったり、さまざまな手続きをする必要が出てくるので、できるだけ早く婚姻届を出しておくことをおすすめします!