鍛造って何が良いの?
2021.02.4
鍛造って何が良いの?
みなさん、こんにちわ!
本日は 鍛造 というリングの製造方法についてご紹介いたします!
結婚指輪選びでは、デザインや価格に目が行きがちですが指輪のつくり方について考えたことはありますか?指輪のつくり方を知ることでふたりにとってピッタリの結婚指輪に出会えるはずです!今日ご紹介するのは”鍛造”というつくり方をお伝えいたします。
そもそも指輪のつくり方は大きく分けると2種類あります。鋳造と鍛造です。
簡単につくり方をご紹介しますと、
鋳造製法は①まず原形を作る・②石膏で型を作製・③溶かした金属をその型に流して固めるというつくり方です。
伝統的な鍛造製法は①金属の塊を叩く・②伸ばす・①②を繰り返して棒状にしたものを曲げるというつくり方です。
プレス・切削による鍛造製法は①金属をプレス機で薄く延ばす・②ドーナツ型にくり抜く・③プレス機でリングの形に形成する・④切削し磨きをかけるというつくり方です。
鋳造の長所・短所
鋳造の長所
・デザインの自由度が高い。
・型を作れば同じものを幾つでも製作できる。
・繊細で複雑なデザインを製作できる。
・デザインの自由度が高い。
・型を作れば同じものを幾つでも製作できる。
・繊細で複雑なデザインを製作できる。
鋳造の短所
・柔らかく、耐久性があまりない。 (細いリングだと特にすぐまがってしまう)
・金属の密度にムラが発生して「ス」(金属内部の穴)ができてしまう。
・アレンジを加える際に、原型からつくることになるので料金が高くなる。
・柔らかく、耐久性があまりない。 (細いリングだと特にすぐまがってしまう)
・金属の密度にムラが発生して「ス」(金属内部の穴)ができてしまう。
・アレンジを加える際に、原型からつくることになるので料金が高くなる。
鍛造の長所・短所
鍛造の長所
・鋳造製法に比べて変形にも比較的強く、金属表面の硬度も高い。
・鍛造製法のほうが手にしたときの質感(重量感、しっかり感)が高い。
・金属の密度が高いため、金属の表面が滑らかになり着け心地も良い。
・鋳造製法に比べて変形にも比較的強く、金属表面の硬度も高い。
・鍛造製法のほうが手にしたときの質感(重量感、しっかり感)が高い。
・金属の密度が高いため、金属の表面が滑らかになり着け心地も良い。
鍛造の短所
・曲線や複雑なデザインを作るのが難しい。
・伝統的な鍛造の場合は大量生産が難しい。
・職人の技量や経験が問われる。
・曲線や複雑なデザインを作るのが難しい。
・伝統的な鍛造の場合は大量生産が難しい。
・職人の技量や経験が問われる。
鋳造製法のリングは短所でお伝えした通り、耐久性があまりありませんので、長年使用すると楕円形になってしまったり、変形してしまう可能性が非常に高いです。実際にメンテナンスで変形してしまったとお持ちいただく方もいらっしゃいます。一生に一度の買い物で大事に使用している指輪が変形してしまうわけですから、みなさんとてもショックを受けられ悲しい顔でお持ちになられるので、ずっと着け続けるものだからこそ強度がしっかりしているリングで変形の心配があまりない指輪をえらんでいただきたいと思います。
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