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指輪の製造方法の種類~鍛造編~1

こんにちは!
スタッフFです。

先日は鋳造製法のお話をしましたが、
今日はもう一つの製法・・・鍛造製法です!

~【鍛造づくり】たんぞうづくり~

その名の通り金属を鍛え上げて作る製法です。
主に海外ブランドが良く使う製法です。
gardenでは
FISCHERフィッシャー】【Euro Wedding Band
SiARA】【Katamu】【GRACE KAMA
等々、他にたくさんご用意致しております。

鍛造づくりの指輪の一番の特徴は
何と言っても強度にあります!
鋳造づくりでは、地金(貴金属)の配合で
強度の調節をしていくのですが、実際そこまで
頑丈にはならなかったりします。

では、鍛造づくりはどうやって作られていくのか・・・
一言で鍛造づくりと言っても、色々な製法が
あったりするのですが、今日はドイツの工場でされている
作業工程でお話します。

まず日本からドイツの工場に発注をかけます。
日本から注文が届くと、
その人のためにカルテを起こします。
そのカルテに沿って指輪を作り出すのですが、

まず、地金の精製をします。

純金・純プラチナ・純パラジウム
から18金・Pt950・Pd950の延べ棒を作ります。

次はその延べ棒を使って熱を加えながら円柱の形をした
棒を作ります。

それに150t以上の圧力を加えて圧縮します。
かなりぺっちゃんこになるまでどんどん圧縮します。
(布団圧縮袋のようなノリです。)

次は圧縮した棒に60tの圧力をかけられる
機械で小さな輪っかをくり抜きます。
私がドイツの工場に見学した際に、そのくり抜いたばかりの
輪っかを触ろうとして職人さんと周りの人にガチギレ
されたのはいい思い出です。
すごいエネルギーでくり抜くので触ると火傷するレベル
の熱を持つみたいです。

くり抜いた輪っかはまだ人の指が入らない程の大きさなので
内側から圧力を加えて大体のお客様のサイズまで伸ばします
(圧延って言うんだぜ!)
ドイツリングの強度の秘訣はここにあります!!
圧延することによって、圧縮する力と延ばす力を
二方向からかけるので金属を安定させる事が出来ます。

伸ばした輪っかを大体の形まで職人の
手作業で削りこんでいきます。

ある程度削り終えると、削りこみの最終は『CNC』
という機械で1/100mm単位まで削っていきます。
こうしてしっかり削るからこそ、リングの内側を丸く削る
『内甲丸』という技を指輪に極限まで盛り込むことができ、
世界でも類を見ない素晴らしい着け心地となります。

ここから石留めや、表面加工、圧着やらいろいろな
工程があるのですが、話が長くなる
ので続きは次回にします。

少し興味出てきましたか??もう少しマニアックにお話しも
できるので、ぜひgardenの鍛造づくりのブランドの
指輪を触りに来てください!
来てくれた人には絶対損させませんよ!

garden梅田は日本製のブランドから海外製のブランドを
90ブランド以上(関西最大です)ご用意してお客様
をお待ちしております。

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